びっくり

今日は9時に起きてスケボー新調しに行くつもりだったが、
気がつくと今。
半日以上寝てた……しかも寝足りない。
昨日の夕方の土砂降りの中
外を走り回ってたのが効いたか。


仕方ないのでこれから出ようかと外を見りゃ、
また雨降ってやがんし。
引き籠ってモノ書いてろってことですか。




でも
引き籠ってたら籠ってたで、
裏の公園でガキがヒステリックなホイッスルボイスを
延々と。
延々と。
延々と。




毎っ回アレ聞いてて思うんだけど、




……羨ましい。
俺もあの声出せるようになりたい。





そうすりゃ夜中にツレの家の前に潜んで、
帰ってきたところでいきなり悲鳴上げて
驚かせれんのに。





そういや
こないだゴミ屋で買ったウィッグ、
(あの散髪練習用の生首な)
顔の塗装が良い具合に禿げてて
ほんと死体みたいになってたんで喜んで500円払って連れて帰り、
今はもっと味出すためにテラスで雨ざらしになってんですが、
あれを職場の開き戸の中に入れてた時が最高だった。
開けた人がめっちゃびっくりしてん。




日頃から暇さえあればそういうことばっかしてんで
ツレが俺のコトいちいち警戒するようになるんですが、


……あのね。
人をびっくりさせたときって
ホント幸せなんですよ。
もはや生きる意味といっても過言ではない。
特に複線を念入りに仕込んで
不可避の状態にまで持っていってってのは、
小説に通じるモンがある。
大事なことなんだ、これは。




怒ったツレにそう説明したら
もっと怒られた。
ので開き直ってみたら
もっと怒られた。





さて今回の沈黙の糸。
うまくびっくりが書けてますでしょうかね。





ガキのホイッスルが止んだので
そろそろ書きを再開しましょー。


ritsuka