この曲を見よ!

PRIVATE ENEMY

PRIVATE ENEMY


これほど性格とか価値観とかモノの考え方とかに、
影響を受けたアルバムは他にない。
聴いたのが馬鹿なガキの頃だってのもあるだろうが。





なーんか周りのテンションに違和感を覚え馴染めずに、
それでも「人間になりたい」と頑張って真似事して、
でも結局駄目でマトモに友達もできず、
最終的に学校は社長出勤か昼上がり、
制服時はCDショップや本屋で過ごした時間のほうが
長いんじゃなかろーかという学生時代の我が闘争





言葉にできなかった俺の違和感を
ダイレクトに形にしていたこのアルバムが完全ドツボで
夢中になってずっと聴いてた。





この世界(地獄)に悲鳴を上げて生まれ堕ちた
存在自体がGUILTY(有罪)のCREATURE(怪物)。
その怪物が地獄を生きて、
最期の夜明けにNOT GUILTY(無罪)と謳う。






いや、
さっき久しぶりに聴いてて鳥肌立ってね。
もう十年くらい経つけども、
やっぱすげえモンは色褪せねえなと。
それこそ11.【Analyze Chat「FREAKS」】から
12.【FREAKS】の流れは
ハグレもんからすりゃこれ以上なく痛快で、
よくもまあこんな曲を作れるもんだ
なんて思いながら夜明けの路上で涙していた俺。
うーん、気持ち悪い。
あとこの中の「ENEMY」って曲でHEY3に出て、
ケンダマやってド滑りしてたのは良い思い出。
ブスッとしてるメンバーに向かって松ちゃん
「玉乗る気まったくないやん」





とにもかくにも
キリトのコンセプチュアルな世界観が炸裂する
天上天下の素晴らしいアルバム。
それがマーケットプレイス198円とか、
ほんっと、ほんっっっっとに
くっだらねー!
モノの価値を見直せお前ら!




へん、いーよいーよ。
どーせ俺はアルファベット3文字の良さなんか
毛ほども分からねーハグレもんさ。
頭振りながら一人で感動してるよ、隅っこで。


ritsuka